2011年11月5日土曜日

【エーゲ旅行記】最大の災難が訪れる

2011年10月4日 21時

成田発 アブダビ行きの機内はやけに騒々しかった。
飛行機は何度も乗っているが、こんなに騒がしいのは初めてだ。
映画に出てくるような、緊急アナウンスが入る。
「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?」

間もなく、運ばれていく患者、それに続くアテンダント、医者。
なんと俺の後ろの夫婦が医者だった。
お陰で出発そうそう席の背もたれを十分に倒すことが出来た。

長旅。12時間。狭い席。息苦しくてめまいがした。
でも無事乗り込めた安堵感で、少しだけ今日起こった事を冷静に振り返れた。
寝坊、バスまでのダッシュ、急な欠航とアテネ空港のストライキ、便の変更・・・無一文状態。
なにせ寝坊したもので銀行にも立ち寄れず、財布には日本円も無い始末。これが旅行初心者のよくやる失態なのでしょう。
旅行を完璧ナメていたというケースなんだろうな。
早々に腕時計とiPhone、デジカメ、タブレットPCの時刻をアブダビ時間に合わせておいた。

また緊急アナウンスが入る。「機内では禁煙です。」何度も繰り返していた。
たまたま横に座っていた人がHIS添乗員で、彼は慌ただしく何度も席を立ったり座ったり、同業者と思わしき人がやって来ては、コソコソとなにやら打ち合わせをしている。

聞き耳を立ててみた。
どうやらHISツアー客の一人がトイレでタバコを吸い、
それだけならいい物の、アテンダントに食ってかかったそうだ。
で、何やら話によるとパスポート没収やら、逮捕やら、ブラックリスト入りやら
何だか面倒な内容が聞こえてきた。

世の中いろいろあるねぇ・・・と思いながら夕食を取った後、少しだけ眠りに落ちていた。
気づいたら4時間くらい経過していて、飛行機は上海上空あたり、とにかく喉が乾いて死にそうだった。
機内後部のアテンダントの控え場へ飲み物を貰いに行く。
Can I have some water please?
Sure
水を貰う。もう一杯?と聞かれ、更にもらう。

ありがとう、と席に戻り、やっと静かになった飛行機で、アテネの空港ストライキのせいで予定変更しなくてはいけない予約等々と考えていた。
例えば、アテネ発ミコノス行きの飛行機の欠航のこと。
(これはストライキのせいなのだから無償で他日に振り替えしてくれるだろう)
後は、ミコノス到着日が遅れるので、初日に泊まるはずだったホテルのキャンセル連絡や、
その翌日に泊まるホテルへ到着日遅延の知らせ(これは3泊分既に支払っているから初日分は没収される)
後は、アブダビに到着してから予約するホテルはすぐ見つかるだろうか?などなど。


更に数時間経って、また劇的に喉が乾く。さきほどのアテンダント控え場へ向かう。
シュッとした黒人の男性アテンダントが、長い足を組み、かっこよく座っていた。
彼に話しかけ、水をもらってからしばし談笑。「どこから来た?アブダビには泊まるの?」となったので、これはグッドタイミングと思い、「急遽アブダビ泊しなければならないのだけど、安くてWiFiの通じるホテルで良いところ知りませんか?」
と尋ねてみると、もの凄い親切。いろいろ教えてくれてメモを書いてくれる。
「日本人アテンダントもいるよ。今来るから待ってごらん」


数分後にその日本人アテンダントが現れた。
その女性アテンダントもびっくりするくらい親切で、ずらっとホテルリストや観光場所へのアクセスなど手書きのメモを用意してくれ手渡してくれた。
「ざっと説明しますね、一緒に座りましょう?」、と二人がけの密着系イスを勧められる。
何と!この後耳を疑う一声が飛び込んでくる。「良かったらお食事でもご一緒しませんか?」
えと、この旅すごくドラマチックなんですが、、、と思いつつ自分の都合良く取るのを辞めたおじさんにはあまり動揺は無かった。
嘘です。

電話番号とメルアドまで書き添えてくれ、困ったことがあったらいつでも連絡してくださいとある。
そして「私は明日お休みなのです。自宅がアブダビにあるので何かと詳しいですよ」と。
ん~~。ええええ???この話、帰国後に知り合いに話しても誰も信じてくれないだろうなぁ。「話を盛ってるだろ!?」と言われておしまいだろう。

お礼を伝え、俺の連絡先を伝え席に戻る。
それからの数時間は、寝たり起きたりを繰り返し、思えば案外早く過ぎ去った12時間。
前半のけだるさが、後半のお食事のお誘いの件で一気にテンションが上がり、気がつけばインド上空をとっくに過ぎ去っていた。
男はきっとお爺さんになっても単純なのでしょう。

さて、機内アナウンスで「間もなくアブダビに到着です」とのことで、おなじみの現地の気温や時刻の案内があった。
着陸衝撃もなく、すっとランディングしアラブ首長国連邦にたどり着いた。
Arrivalでは見慣れぬアラビア語を見かけながら異国情緒と同時に、少しかの不安を感じつつ手荷物受け取り所へ向かった。




朝4時。眠いんだか眠くないんだかの不思議な感覚。
トランクを受け取った後、まず建物の外に出てみた。



信じられないくらいの、ムワッとした熱気を体感した。
出口を出た瞬間にメガネが曇り、視界が遮られた。
そして3秒もしたら、汗汗汗、吹き出す汗。
おでこからも鼻からも足からも脇からも、吹き出す吹き出す。
早朝4時でこうなら、日中は一体どうなるのだろうか。
しばらく写真撮影しながら、この暑さを味わっていた。
北国の男にはちと酷であるが、郷に入れば郷に従えである。
そうしたら、出口から日本人らしき男性が出てきた。
気のよさそうな男性だったので、声を掛けてみる。
 
Hello Are you Japanese?
  No
聞けばフィリピン人だった。
10分くらい談笑した。日本人なのに(くせに?)英語うまいじゃん、と誉められ少し気を良くした。
友達が迎えに来るのを待っているという。
数分後、彼の友人がやって来て、3人で紹介をし合った。

二人とも気のいい人たちで、もの凄く打ち解け合ったのだけど、残念。彼らは時間が来たので旅立った。
最後は二人と堅い握手。彼らはすぐさまドバイへ向かうという。
See ya soon in Dubai maybe tomorrow! と別れる。
うーん!幸先いいぞ。旅は楽しい!て素直に思えた。


空港館内へ戻り、さて喉が乾いた
目の前にスタバがある。
その前に、手持ちが無いから、まずはATMから現金を引き出して、カフェのWiFiを使って今日からの2泊分のホテル予約をしなくては!
今は日本円で20円しか持っていない。おいおい。旅行ど素人め 苦笑
仕方がない。出発日の寝坊とアテネ空港のストライキでの航空便の二転三転。
あれこれやってるうちに両替所も閉まってしまっていたのだ。


不幸まであと5分。カウントダウンが始まっていた。


いくつかあるATMで、日本人らしき団体がたむろっていたので興味本位で近寄ってみる。
やはり日本人だった。日本人はチーム行動が好き。
ごめん。中国人にはかなわないか。
何人かに声をかけてみる。異国の地で母国語を話せる事は一瞬ホッとする。
そしてやはり連帯感も。うん、俺も多分に漏れず日本人なんだな。と実感。


さてATMにカードを突っ込み、暗証番号を打ち込んで手続きを進める。



ん、一回エラーではじかれた。何でだ?暗証番号は間違っていないよ。

もう一度、挿入。


ん??????????
カードが一瞬頭を出したけど、またスッと引っ込んだ。
ええええええええ!!!!!!!!ちょ!






ここで旅の素人の致命的失態。
トラベラーズチェックも持たず、現金も20円しか持っていず、成田ではATMで引き出す時間もなかった。
更に追い打ち、今この瞬間全ての金庫役のVISAデビットカードがATMに吸い込まれてしまった。



灼熱の45度のアラブの見知らぬ国で、一瞬にして凍り付くかのような寒気がした・・・・・


つづく。


【エーゲ旅行記】いざ出発! そして災難のはじまり

2011年10月4日

朝はやっぱり寝坊した。
3時間も寝坊した。
あまりに準備作業が多すぎ、当日朝早くに残りを片そうと思ったのがそもそもの間違い。
もう目が覚めた瞬間、心臓が凍り付きそうになりながら慌てて準備をし、飛行場までの高速バス乗り場までタクシーを走らせた。
旅行日程や大事な予約券などをプリントアウトもしておらず、我ながら十分にルーズすぎる。
仕方がない。前日も相当多忙で翌日に回すしか方法が無かった。


バスが定刻通り発車し,ホッと一安心しながらiPhoneのバッテリーが気になり電源を落とす。
この電源OFFが後々の災難を呼ぶ事になるとは、息を切らしてバスに乗り込んだ俺はまだ知る由もない。
新千歳空港に着き、ANAのチェックインを済ませようとカウンターに行くと、受付の女性職員から信じられないお話を聞くことになる。


「ケニーさん、実はたった今入った連絡でアブダビ発アテネ便が、暴動で空港が占拠されるとのことで閉鎖になったようです。このため予定している便が欠航になりアテネへ行くルートが今絶たれてしまいました。代替の便が成田空港のエティハド航空カウンターで詳細を聞けるかと思いますが、どうなされますか?」


ええええええええ と叫ぶ。
俺 「チェックインするかどうかの判断のタイムリミットは後どれくらいありますか?」
  職員の女性「およそ30分しかありません。」
    俺「分かりました。」

職員の女性「恐らく旅券を手配した代理店さんから何かご連絡が行かれてるかと思います。一度代理店さんに連絡をしてみてはいかがでしょうか」

iphoneをバックパックから出してみると着信が確かにあったようだ。10分前だ。
10分前と言えば、何をしてただろう、何で気づかなかった!バカバカ俺!

そこで代理店に電話をかけてみるが、やな予感がする。このサポセンはちっともつながらない電話なのだ。
数日前の問い合わせの時は1時間も保留にしたまま結局繋がらなかったのだ。
この日も結局15分たっても結局繋がらない。
半ば失意のどん底のまま(怒りと不安が入り交じった感情)で、相棒にヘルプ電話をかける。
どうしたらいいだろう、かくかくしかじか。
「成田まで行っている間に何か進展があるんじゃない?向かった方がいいよ!」
なんてポジティブな相棒なのだろう!いつもこうしてチキンな俺の背中を押してくれる。
「よし!分かった。向かうわ。後は成田で考えよう。ここでじっとしてても仕方ないね」
チケットカウンターで「成田へ向かいます」と女性職員さんに伝える。
「お気をつけて行ってらっしゃいませ」すごく同情に満ちた視線で見送られた。
飛行機に乗り込み、窓から外を眺める。
果たして無事にアテネへ、ミコノスへ、サントリーニに辿り着けるのだろうか・・・




不安で胸がいっぱい。朝の寝坊から通算するとかれこれ4時間ほどドキドキしっぱなし。

何だかあれこれ思いを巡らせていたら、成田までの1時間半は一瞬で過ぎ去った。
これが相対性理論なのであろうか。いやきっと違う。俺は理系じゃなかった。だから寝坊するのだ。
成田空港に着き、まず早速エティハド航空カウンターへ向かう。


カウンターはがらんとしていた。それもそのはず。離陸まで5時間もある。
まだ今は3時ちょい。離陸は8時50分。カウンターが開いて職員がやってくるのは5時半くらいだそうだ。
よし仕方ない。その間にあれこれアテネ暴動情報など調べてみなければ!
空港のwifiはちっとも役立たなかった。自前のタブレットPCがうんともすんともブラウザを読み込んでくれない。
フリーのwifiは諦め、10分100円の有料インターネットのPC前に座り、アテネ暴動情報をサーチすることにした。

残念ながら日本語でのソースはいっこも見あたらず。過去のアテネ暴動しかHITしないではないか。
「暴動ってほんとかぁ?ガセじゃないのか?」などと思いながら、今度は英語でサーチ。
HITした。アテネの公務員の一斉ストライキにより順に職種ごとに国中でストライキが行われると。
なんだ、暴動じゃないんじゃん。大げさな、と思いきや、ちょうどアテネに着く予定だった10月5日(つまりこの時点での明日)が24時間ストライキ宣言されていた。数日前にはタクシー業界も大規模ストライキがあったようだ。
Greek General strikesて書いてる。なんだ予告ストなんじゃないか?と緊急性を否定したくなった。
事前に公表されてんじゃんと。。



5日が24時間ストライキなら全部アウト。アブダビからアクセスするのが5日だったし、この日はすぐにアテネからミコノスへ飛ぶ日でもあったからだ。
さて、そうか。事情は見えてきた。24時間宣言ならまだまし。翌日には代替便に乗れるであろう、と勝手に見込んだ。
そうなるとミコノス行き飛行機をキャンセルし、ミコノス入り初日のホテルもキャンセル、アブダビで急遽一泊すればいいだろう、とこの時は悠長に考えていた。


5時半になりエティハド航空のカウンターにお客の列が出来ていたので、よし俺も並ぼう。
順番が回ってきて、パスポートを見せたとたん、「あ、ケニー様ですね、伺っております。アテネの5日の閉鎖の件で、代替の便が今まだ調整されていません。その前に代理店さんとお話してみてほしいのです。」
その電話は繋がらないし、どうせたらい回しになるから俺はしたくないと伝える。
相手も折れない。こっちも折れない。がしかし埒があかないのでまた電話ボックスへ向かう。
千歳空港で聞いた話とやはり違う。たらい回しの始まりを予感する。


テレホンカードを買う。1000円分。きっと長い間保留にされるに決まってる。
そう思ってかけ始めるとコール5回で繋がる。
う、うそーーーーーーーん。1000円分買った意味ないんですがーー。
「ケニー様、かくかくしかじか(既に知っている内容)なので、代替の便はエティハド航空から提案される手はずになっております。」

ぴきーーーん。やはり。血管が浮いてキレそうになる。ていうかキレた。
まず何より尋ねた。何でもっと早く言わないんだ。自宅を出る前だったら出発日を見送ったはず。もう成田にいるんだ。
相手も反論してくる。お電話しました。ただケニー様の携帯電話が電源が切られていたようです。
むむ、、、、うん。思い出した。新千歳へ向かう空港バスに乗った瞬間、気分良くiphoneを切りました。
そうか。あのとき電源を切っていなければ、あのまま引き返せたのか。むむ。寝坊は怖し。
と思いながらこの電話を切ってしまったら、たらい回しは終わらない。
「エティハド航空の方と代替便の事を話し合ってください」何おーー!!
航空会社の人は代理店と調整してほしいという。たらい回しの始まりだー。

半ば強引に、エティハド航空の担当者へ電話をしてもらうよう誘導した。
代理店の担当女性は電話口の向こうですごく嫌そうな口ぶりであったけど何とか業者間で打ち合わせてもらえる事が出来た。

少したってから航空会社のカウンターで代替案を提示された。
何だか上司らしき女ボス。周りの若い子がすごく顔色伺うような感じ。オーラがあった。
「ケニー様、代替の便の件ですが、全ての日程が二日遅れになってしまいました。アブダビ行きの便が明後日になります。」
ん、んと、成田(国内)で二泊してどうするの??
相棒に相談の電話する前に、一人でじっと考える。ディズニーランド?うそだろ?趣旨がずれるじゃん・・・
俺はエーゲ海に行くんだ。It's a small worldに行くのではないっ!
本当に葛藤したけど致し方ない、二日遅れで了解した。
すっかり脱力放心し、人の少なくなった夜間の成田空港で一人たたずむ。
前途多難というのはまさにこの事で、手に持ってたコーラがやけにまずかった。




今日何度も代理店とやりとりしたおかげでiPhoneの電池が死にそうだ。
隠れてこっそり充電してやろう。いいコンセント場所を見つけた。




ふーう。本当だったらもう搭乗口付近でアブダビ行きに乗っていたんだろうなあ・・・
その時ひらめいた。成田じゃなくアブダビで二泊すればいいではないか!
何でさっき気づかなかったんだ。
重いトランクを引きずって走る走る。広い成田ロビーを全速力で走った。
閑散としたロビーで清掃員がこっちを見ていた。
見られていると思うと、わびしい思いが何故かした。


離陸まで残り30分程度。無理矢理アブダビ行きの便に今乗る!とカウンターに伝える。
今まで見たことのない、嫌な表情をするカウンター職員たち。
何だかこっちがクレーマーに思われているかのよう。
「俺は予定通り進行させたいだけだーー。何が悪いのだ!」
と口には出さないが態度はそのように振る舞った。
もう厚顔無恥はこういう時に発揮しなくてはダメだ!の勢いで。
見るとすぐにそうと分かるボス級の女性職員が二人増えていた。
さっき、航空欠便証明をもらった時に対応してくれた人も怪訝そうにこっちを見ている。
突然の俺のリクエストに職員さんほぼ総出でなにやら調整している。
女性社員の多い職場は怖い。目つきが怖いのだ。
病院の看護婦もそう。明らかに視線で分かる。


と上司らしき女性が近づいた。「私どもでは勝手に便を変更出来ないのです。代理店さんの許可がいるのです」
ピンと来た。これは体のいい断りだ。諦めてくれのサインだと分かった。
諦めてなるものか。しかし代理店の電話は受付夜の7時まで。もう7時はとっくに回っていた。
試しに電話をかけてみるも営業時間終了のガイダンスが悲しく流れる。

ひらめいた。さっきエティハド航空の社員と代理店は電話で話していたはず。
その時は一般公開してないオフィスの代表番号でかけていたはずだと推測。
着信履歴を確認してほしいと航空会社に頼んで見ると、やはり思ったとおり。
その秘密番号を教えてもらい先程までやりとりしてた代理店職員とホットライン成功!!
かくかくしかじか。
「あ、大丈夫ですよ、私どもはいっさい構いません。航空会社さんが何と言うかだけですね。」
ほれ見てみい。思ったとおり。鵜呑みにしないで正解だった。
これはもう二者間で直で話してもらわないとダメだ。手に持ってるiPhoneをボスに渡す。
10分ほどやり取りした様子のあと、無事チェックインが出来た。。。。。
何だか無性に涙がにじむ。


エティハド航空の「いってらっしゃいませ、お気をつけて」は一切無かった。
「いいから早く行け」的にそっぽ向かれ彼女らはルーティンワークに一分も早く戻りたかったようだ。
胸の中でたっぷり悪態を浴びせた。ま、でもいきなりのアレンジメントをしてくれたわけだ。全て良しとしよう。

さて急がねば!!!もう10分も無い。慌ててトイレに駆け込み、両替所へ向かう。
がしかし、当たり前か。8時付近で両替所はとっくに閉まっていた。ていうか辺りには清掃員しかいない。
閑散としている南ウィングを突っ走る。走る走る走る。
この時の俺はまだ知らない。2日早くアブダビ入りすることの悲劇。
ATMに立ち寄る時間も無く、両替所が閉まっていた悲劇を。


10月4日 夜8時50分、恐らく乗客で一番最後。
アブダビ行きの便に、文字通り飛び乗った。


つづく


2011年10月4日火曜日

エーゲ海旅行 眠れない前夜

恥ずかしながら出発日だというのに、気が高ぶってしまってちっとも寝付けない・・・

何ですかねぇ、まるで遠足前夜の小学生のよう。こんな事は何年ぶりだろう。

旅行の段取りを直前までサボって!?いたために、直前になって慌ててあれこれやっていたせいでしょう。

頭が冴え冴えで。体は寝ろ寝ろと言っているのですがー 

不思議と、まだ今日出発するという実感もなく、成田あたりに着いてからなのかなあ。

出発までわずか6時間足らずなのになぜかスイッチが入りきってない状態です~。
 
今日は3件のホテル別個に、空港や港からの無料送迎の段取りを依頼し2件からは返事があったものの、肝心の初泊のホテルからスルーされ続けて困っております・・


ミコノス空港に着くのは夜6時くらい。薄暗い夕暮れに一人たたずむのはちょっとアレなんですがね~。ま、そういう流動的要素も楽しい。タクシーで乗り付けて代金請求してやろうかな~とか何とか。
  
今寝れば数時間寝れる。 あーーでも無理そうだなぁ。コンビニでもブラブラして来ようか。


そんな出発前夜でした。


新千歳~成田~アブダビ国際空港~アテネ国際空港という経路。

アブダビ空港で乗り換えるのですが、ここがまさにバブリーなところ。

ドバイの近くと言えば、ピンと来るかもしれません。

贅の限りを尽くしたかのような雰囲気。独特なんだろうなぁ。



そんなわけで、行って来ます!(注:コンビニへ) まだ寝付けそうにない。


次回から、いよいよ現地ミコノスからのリポートですよ! 




2011年10月2日日曜日

サントリーニの可愛いホテルたち


前回のミコノスの可愛らしいホテルに続き、
今回は予約を済ませたサントリーニのホテルをご紹介。


サントリーニへはミコノスに5泊した後、高速フェリーで乗り込みます。
高速艇なので2時間半で着くようです。
普通のカーフェリーだったら5時間くらい?かかるみたい。
53ユーロ


(SeaJets社の高速艇 SuperJet号)

やっぱりサントリーニへ向かうには飛行機ではなく
時間をかけてフェリーで行くのがいい!
何時間も船に揺られ、やっと見えてくるサントリーニ島の雄大なこと。
そびえ立つ絶壁島に、頂上の部分だけ白く雪が積もったように見えるのがホテルなどの建物。
見上げるサントリーニ島をこの目で見るのが、今回の巡礼の旅の重要なミッション!






1つ目:記念すべきサントリーニ初泊ホテルはこちら



これぞサントリーニ!という絶壁から見下ろす景観




ホテルの部屋からも壮大な景色が広がってる!






うご!大好物すぎてめまい
こんな絶景なのにオフシーズンに入ったから
ダブル一室 55ユーロ。朝食つき。

夏場のハイシーズンはどこもかしこも
3倍から4倍くらい跳ね上がるようです。








2つ目:こちらのホテルは白の楽園でもお馴染み。

このホテルに泊まれるなんて夢のよう。
もう死んでもいいぞー!ってくらい。
90ユーロ(朝食なし)





この一角、わずか一晩とはいえ、独占出来るなんて嘘じゃないよね!
心の底から信じられない・・・涙

↑懐かしの白の楽園風景より






3つ目:続いて更に素敵なホテルが!


こちらのホテル。
もう何年も前から愛読してた
ギリシャ在住ブロガーさん(僕にとっての神さま的!存在)
夫妻が住んでらっしゃるホテル。

今回のサントリーニ旅行に関してのいろんな質問を
ご親切にたくさん教えてくださいました!
感謝感激



なんとイアという有名な街の中心広場の真横なんです。
左上に愛着のある大好きな教会がチラッと写ってます!


↓これね。白の楽園風景より





こちらはまた別の教会。
間近で見れるなんて・・・
死因:感動死、ってあるのかな。



ダブルで一泊55ユーロ 朝食付き。
オフシーズンに感謝なのです!!



あと残りのホテルは現地に行ってから
のんびり気の赴くまま手配しようと思ってます~。

それでは、行って来ます!
現地からのリポートほぼ毎日更新予定です。
★WiFiに感謝!★
お楽しみに^^










ミコノス島の可愛いホテルたち

こんにちは! まもなく夢のエーゲ海へ旅立ちます。

今日ふと思い立って旅の日程を変えてみました。

初日にアテネに泊まるのを辞め、急遽ホテルをキャンセル。

キャンセルしたホテルは↓ここだったのでちょっと残念ですが。







い、五つ星・・・さよならパルテノン!





ついでに、アテネからミコノスへはフェリーよりも飛行機が良い!と心変わり。


(Blue Star Ferries)

↑フェリーだとピレウス港からミコノスまで5時間半 45ユーロ

↓飛行機だとアテネ空港からミコノスまで40分  110ユーロ

(Olympic Airlines)



このため眠い目こすって早起きして港に行く必要もなくなり、

最初のホテル泊はの~んびり寝坊しても良くなりました。

ライトアップされたパルテノン神殿は見れなくなったけれど、

どうせなら一日でも多くエーゲの島の空気を吸っていよう!ということで^^

アテネの地下鉄に乗るのは楽しみだったけど、ま 仕方ない~~


急きょのフェリーキャンセルはメールだけだと心配だったので、

ギリシャに国際電話をし直接申し出てみた訳なのですが、

対応してくれたギリシャ人女性の訛りが結構きつくて難儀。。 

何とか無事にキャンセル出来ました。

オフシーズンなので出航3日前なら違約金も掛からずひと安心!




今日まで予約を終えたホテル。26泊のうちまだ6カ所だけですが、

ちこっと紹介してみます。今日はミコノス編

どのホテルも可愛らしく、ミコノスらしい建物とインテリアですね。

この中には白の楽園内に再現しているホテルや教会もあります

現地で泊まったらきっと激しいデジャブ?が起こるのかな・・・






1つ目:ミコノス空港側のホテル。
丸っこくて最高~
ダブル一泊わずか35ユーロ。


や~この色彩。最高です。










2つ目: ↓ミコノスタウン ど真ん中にあるホテル
街の中心なのでどこへ行くにもアクセスが便利
ミコノス独特の曲がりくねった狭い路地を抜け
ガーデンの中にホテルがあるようです。




ダブルで一泊35ユーロ




3つ目: ここは4つ星ホテルになぜか格安の部屋があるとのことで予約してみました。
見た瞬間、面白い!と思いました。
何か物置倉庫みたいなファサードですよね。ドア開けたらモップとかありそう。
このホテルは300ユーロ以上の部屋がメイン。どでかいプールがどかんとあったり。
でも、この倉庫部屋だけ70ユーロ(朝食付き)。
小高い丘に位置していて、ミコノスの街並みが一望出来る絶景スポット
ということなので楽しみです。


部屋の中の写真を見てホッ。ちゃんと綺麗な部屋が。


結構広い?







う~~~ん、待ちきれない。
もう間もなくここにいて、このベッドに寝転んでいると思ったら
何とも言えない気持ちになりますね~~。



次回はサントリーニ ホテル編です!


PS 普通旅行記って帰ってから書く物だよね・・・笑







2011年9月28日水曜日

Heart Reef Resort プチ復活中!


写真は10月末までの期間限定、
プチ復活中の白の楽園**Heart Reef Park** より。

場所はこちら Siestaシム SLURL






私ごとですが、いよいよRLエーゲ海の旅まで1週間切りました。

何だか毎日ソワソワしちゃうものですね! 長年の夢がとうとう叶うわけです@@

今回の旅は自分で全て設定する一人旅なのですが、

ホテルや各島へのフェリーや、飛行機の予約を終える度に、

旅全体の点と点がつながり何とも言えない期待感が膨らんで行きます。


僕にとってはエーゲ・キクラデス諸島は特別な場所。

特別すぎてキモがられるくらいのレベルでございます。




さぁ、しかとこの目で、耳で、舌でギリシャを存分に味わって来たいと思いますよ~~!

朝から晩まで足の裏のマメがつぶれるくらい散策し尽くすぞう!


やたらとメモリーカードとバッテリーを持参し、撮影意欲まんまんのKennyでした!


ギリシャ初日はアテネ泊。
パルテノン神殿の間近のホテルに泊まるので、
美しくライトアップされた夜の神殿をリアルタイム動画で中継予定!


その後ミコノス島に4泊
サントリーニで18泊 といったスケジュールです。

なお、現地からSLにINするかもしれません。
**Heart Reef Park**にいると思うので見かけたら声をかけてやってくださいな!











2011年9月15日木曜日

いざ!エーゲ海へ  ~10月いっぱい滞在旅行~


10月中、約一ヶ月ギリシャ、エーゲ海の島々にバックパック一個で行って来ます!


滞在都市は、アテネ、ミコノス島、パロス島、ナクソス島、サントリーニ島を巡り、
路地の隅々までじーーっくり観察、テクスチャ素材になりそうな資料画像をたっぷり撮影して来る予定です。
帰国したらたっぷり3D再現したいですね~。



もう気持ちだけはとっくにギリシャに行っちゃってます。長年の夢がとうとう叶うので毎日ワクワクですね。


やぁ~~~、やっとやっとやっとやっと夢が叶います!


現地は徐々にオフシーズンに向かっていて、Booking.comでホテル検索すると素敵すぎるホテルがびっくりリーズナブル価格で泊まれるようで、日替わり感覚であちこちに泊まるのも楽しそう。プールがあって思い切りリゾート風味で、一泊20ユーロという所もあったり。

現地に行ってはじめて知るびっくりハプニングも沢山ありそうですが、それも旅の醍醐味ですよね。

PC持参で、現地から写真と動画たっぷりで毎日ブログ更新する予定です!
どうぞお楽しみに~!







2011年8月22日月曜日

OpensimでのHeart Reef Resort風景より


Opensimでのエントランス地点。


2011年3月末でSecondlifeから撤退して以来、
白の楽園 Heart Reef ResortはOpensimに無事お引っ越しを済ませ
セカンドライフに存在していたままの姿でのんびりメンテナンスを続けています。


近頃よく尋ねられますが、Avinationではありません。
Heart Reef Resort専用のサーバーを独自で立ち上げており
現段階ではどのGridにも属さない、完全独立(Stand Alone)タイプで
外部から自由に接続出来る運用(HyperGrid)を行っています。

少々大げさに言いますと、自分があたかもリンデンラボになったかのような
一貫したサーバー&データベース管理が可能です。
シムその物(OAR)や、インベントリ(IAR)、データベースのバックアップ(SQL)も手軽に出来るため
PC間のデータお引っ越しも楽ちんですし、メモリースティックにシムを持ち運んで運用も可能です。


HRRに関しましては諸般の事情で、
不特定多数の一般公開はまだタイミングを見計らっている所ですが、
セカンドライフに準じた性能で安定稼働をしており、
近い将来、誰しも気軽に入ってこれるような設定にするつもりでいます。





ご覧の通り、セカンドライフの景観そのままで今も存在していますよ~。




現段階で9個のシムを運用しています。
それぞれのシムのプリム数は45000です。
各8万プリムまで増やせますが、今はこれで十分っていう感じです。



ミコノスの商店街エリアの風景より



風車まわりの景観





HRR専用のアバター登録画面。
残念ながらセカンドライフとの相互接続はリンデンラボの方針で不可能に
なっているため、HRRへの接続には専用のアカウントを作成する必要があります。


まだまだOpensimの需要はメジャーではなく、あくまでSecondlifeありきの
マイナーな存在ではありますが、いつの日かセカンドライフがサービス終了なんていう
思わぬ日が訪れた際、Opensim機能をホスト運用出来る個人さんが相互接続しあい、
自分のアバターであたかもSLのように各々のシムを行き来する時代がやって来るかもしれません。

実は海外コミュニティでは随分前よりOSGridなどなど仮想空間はいっぱいあります。
最近でもAurora、New World Grid、Kitelyなど新興Gridもあります。
そして各々の独立Gridが、Hypergate機能を通じてアバターのテレポート移動が出来ます。
リンデンラボを見限ったユーザー、SL無き後を見越したユーザー、
教育関連や非営利メインのユーザーたちで成り立っているのでしょう。
今は、セカンドライフと比較するとユーザー数は
圧倒的に笑っちゃうほど少ないですが、シム数はOpensimが勝っています。
さて、数年後はどう変わっていく事でしょう。


AVINATIONのような営利運営のGridは別とし、
個々でサーバー運用が出来るメリットは
月額維持費が全くかからない事が一番優れた点と言えます。
(サーバー等の必要機材を揃える経費は別ですが、お古のPCでも十分稼働します)
息の長~~い非営利スタンスの創作活動には理想的と言えそうです。
セカンドライフはとかく士気を奪われるような事がわんさかありましたが、
Opensimを約半年運用してきての感想は、
「辞める理由が見当たらない」という所が一番の大きな違いかもしれません。


さて、
Opensim立ち上げに関しての日本語情報は
ググっても中々見つからないと言っても過言ではありませんね。
あっても情報が古かったり、外部接続を受け入れる設定まで指南するサイトも皆無と言えそうです。
日本人はSL以外に興味が無いのかな?ともかく需要が全く無いのでしょう。
一方、英語ベースでの海外コミュニティでは
Opensimの運用に関してのサイトはたくさん存在しており
日々情報交換が盛んに行われていまして、活気があるなぁと個人的に感じます。


開発がある程度済んでしまったSLよりも、まだまだ未発展のOpensimの方が創世記の頃のSLを彷彿とさせて参加者を魅了してるのかなぁ。
RL生活でも、貧乏な時代の方が豊かだったぁ、ていうのはあったりしますよね 笑



私の環境がWindowsのため、
Mac & Linuxユーザーさんにはお役に立てないかもしれませんが
時間が出来ましたら、私もこれまで培ったOpensim運用に関する情報を
ブログ記事として取り上げて行こうかなと思っています。


創作が楽しいセカンドライフですが、
そうしたセカンドライフ環境をそっくり再現しちゃう感覚のOpensimも
驚きと感動で知的好奇心を満足させちゃうかもしれません。
DIYが好きな人にはたまらないかも!?


日進月歩で進化し続けるOpensim。開発チームの動きはこれからも見逃せません。


それでは~!








2011年5月6日金曜日

白の楽園  Opensim稼働始まる





3月末でSecondlifeから撤退いたしました 白の楽園**Heart Reef Resort** ですが、
5月よりOpensimベースにて再構築とHypergrid化を済ませ新たに稼働を始めています。

外部からのアクセスについても無事完了しており、ごく近い将来に24時間一般開放を始める予定で進めています。