10月27日 サントリーニ滞在15日目 。
とうとう今日はサントリーニ最終日。
旅はあっという間。自宅を出発してから早23日が過ぎていた。
残念ながらサントリーニの最後の日なのに、あいにくのお天気。風がすごく強い。
太陽も雲のせいで照らないので体感的に震えるような寒さ。
やり残した事は無いだろうか、今までの旅を振り返りあれこれと考えてみる。
出来れば後悔のない旅にしたい。そうだサントリーニの中心に位置する休火山ネアカメニへまだ行ってなかったな。
このホテルのうっかり従業員マリオがそういえば言っていたのを思い出す。
「ケニー、ツアーの予約はフロントで出来るから言ってくれな!」
早速マリオに話してみる。彼はそばにある大きな旅行代理店で予約するのが早いよと言う。
たまたまその場に居合わせた白人男性はマリオから尋ねられていた。
マリオ「コーヒーに砂糖はいるかい?」
白人男性「砂糖だけお願い」
割り込むケニー「マリオ、電話貸してほしいんだ。明日の飛行機のリコンファームをしておきたい。」
マリオ「あぁ、もちろんさ。」
そしてまた男性に向かって「コーヒーに砂糖はいるかい?」
白人男性「砂糖だけね」
この数分後また「砂糖はいるんだったか?」と男性に尋ねていた。
そのうっかり具合で内心爆笑しながら、今日のツアーの予約をするため旅行代理店へ向かう。
マリオは俺の時も「コーヒーと紅茶どっちがいい?」と4~5回聞いておきながら頼んだ物とは違う紅茶を出してきた。
愛嬌のあるすごく仕事ぶりのまじめな好青年だった。そうでなくちゃ!と思うくらいフレンドリーだ。
この街には旅行代理店とレンタカー屋はたくさんあって、殆どの商売がそういった観光業種で成り立っているのが分かる。
歩いてすぐの角の代理店に入り予約が出来るか尋ねてみる。
この受付の女性は朝から不機嫌そうなしかめ面をしていて胸がムカムカするくらい感じが悪かった。
一応今泊まっているホテルの推薦店なので仕方なくこちらの希望ツアーを伝え予約手続きへ入る。
一通りの説明を不機嫌そうにこなす店員。こちらの質問にいっさい答えず日々のルーティンをこなすように機械的に説明する。
いっさい質問に答えてこないためいい加減こちらもキレる。女もキレる。
そういった流れで当たり前のようにまた口論になってしまった。
今回はとても激しかった。俺も何だか分からないけどとことんやってしまった。
サントリーニ最後の日のテンションはこうした不愉快なお馴染みのギリシャスタイルで台無しにされたのである。
異国にいるんだから異国のルールに従えというのも分かる。ただその基準値を大きく上回っていた。
不愉快な物は不愉快だった・・・。
それからいったんホテルに戻って慌てて準備をする。
今日のツアーはネアカメニ火山の散策、その後移動し海中温泉へ。
その後、近くにあるティラシア島へ上陸し昼食&自由時間。
約2時間ほど楽しんだ後はイアの港を経由し出発港のOld Portへ戻るというルート。
代金は28ユーロ。レトロな帆船に乗ってのクルーズなので雰囲気は満点といったところ。
出発港まではケーブルカーで降りた。二度目の乗車なので今回はゆっくり景観を楽しめた。
よし帰りはドンキーで登ってこよう、そう決めながら乗船する帆船の到着をのんびり待った。
この日は大きなクルーズ船が停泊していて乗客を島へ運搬する小さな輸送船が行ったり来たりしていた。
長い列が目の前に出来、一時のサントリーニを楽しんだ後クルーズ母船に戻る人たちが賑やかに並んでいる。
港に立って眺めていると立ち止まっているのは俺くらい。他の大勢はみな移動する旅人であった。
何とか天気が良くなってくれたらいいなぁ、空を見上げるとどんよりしている。
ひょっとすると雨も降ってきそうな感じだ。港にいるからか風もますます強まっていた。
そんな中、今日俺の乗船する帆船がやって来た。
Santa Iriniという名前のようだ。聖イリーニという聖人がかつて存在して、その人の名前がサントリーニの由来になったそうだ。
今日は風が強いので船はぐらんぐらん揺れた。
やばい。船酔いの薬を飲んでおくべきだった、、と後悔するくらいの揺れ。
定刻になり船は出航、いざネアカメニへ向けて出発した。
港から少しずつ離れるにつれサントリーニ島の絶壁風景が目の前に広がってくる。
この風景、いつ見ても感動する。ミコノスから高速艇でサントリーニにやって来た時は船内からの眺めだったので今日は一段と美しく見えた。
下船はおもしろい物で、横付けしあった隣の船に移動、さらに横の船に移動といった具合に進み、デッキに降りたった。
火山の散策道に入るには4ユーロかかった。その後ガイド役の男性が引率し火山の中心部へ向かって上り始める。
火山での風景は異様な雰囲気だった。黒光りする岩、溶岩がそのまま固まったかのような赤い岩。
例えるなら火星に上陸したかのような不思議な光景だった。
それから火山からサントリーニ本島を眺める景観も息を飲むほど美しかった。
30分ほど歩いたら火山頂上に着いた。そこで男性ガイドの30分ほどの火山の歴史などの案内があった。
残念ながらもの凄い風のため彼のガイダンスはほとんどかき消された。
第一、彼の声は小さすぎたのだ。
吹奏楽部でも屋外では通常より割り増しで音量を出す。風の吹き荒れる場所ではもっと大声で話せばいいのに 笑
船はその後、海中温泉へ向かった。
このめちゃめちゃ寒い中、水着になって飛び込む人たち。
この温泉は船からダイブし泳ぎながら温泉へ進まないといけない。
10名くらいがハシャぎながら飛び込んで行ったが、とてもじゃないけど俺は海に飛び込む気にはなれなかった。
彼らはきっと今夜風邪を引くだろう。それくらい今日は寒くて寒くて・・・潮風としぶきがまともに吹いてくるくらいだった。
その後船は付近のティラシア島へ移動、そこで2時間ほどの自由時間があり昼食を取る人、散策する人に別れた。
本当ならティラシア島には見ておきたい教会があったのだが、とてもじゃないけど行って帰ってくる時間が足りない。
船に乗り遅れたら大変なので長い階段を上がる事をやむなく断念。ちょっと想定外だった。
実はティラシア上陸が俺にとってのツアーのメインだったのだが・・・残念だ。
この後イアの街に立ち寄るコースだったが強風のため帆船はまっすぐフィラの港へ戻るというアナウンスがあった。
まぁどっちにせよ曇りの天気にイアの夕日は望める訳もない。
みな暗黙の了解で「良かったー早く帰りたい」といった表情をしていた。
特に温泉へ飛び込んだ人たちは相当凍えてる様子だったから。
オールドポートに到着。その中の5~6人で上り階段をドンキーで上がった。
この日は大勢で行ったお陰で、正常価格の5ユーロでロバに乗れた。
しかしいい加減な物だ・・・笑 客が一人だと10ユーロって言い出すんだよ。
前回乗ったアムーディ港のドンキーと違って、今回は乗り応えがあった。
30分?くらいの長い坂をゆっくり上がり、ぜぇぜぇ疲れているロバ君の気持ちとは裏腹に
これぞサントリーニ!と思える体験をやっと最終日にしてクリアする事が出来た。
ふと気づく。船頭役のおじいさん、ロバに乗ってないじゃないか!
今まで飲兵衛のぐうたら爺さんたち、と勝手に想像してたのだけど、
毎度、徒歩でこの急勾配の階段をかけ声一つで怠け者ロバたちを操作してたなんて。
それを知ってからは妙に敬意を表してしまった。10ユーロ欲しくもなるさな?笑
一体毎日何往復しているんだろう。すごい体力だよ、まったく。
ロバもすごいけど、爺さんたちもすごいじゃん!と知れた最終日だった。
これで俺の約一ヶ月の長旅ミッションは全て完了。
思い残す事はもう無いな。全てやり尽くした気がした。
この慣れ親しんだ夢みたいな地を明日には離れちゃうんだと思えば、ついついセンチメンタルな気分にもなるけど、何事も終わりがやって来るよね。
きっとこの先もずっと記憶に残るんだろうな、それくらい充実した旅だった。
お気に入りのホテル、Antonia Apartmentsを去るのも辛い。
毎日通ったファストフード店、隣の悪態つく店、スーパーマーケット、
大好きなフルーツジュース、何言ってるのか分からないけど見続けたギリシャのテレビ。
危なっかしい公共バス。ロバのうんちの匂い。
どれもこれも一生の思い出だよ。
明日は午前10時にサントリーニ空港までのトランスポートをホテルに頼んである。
アテネ空港に着いてからは近郊のリゾート地へ移動し宿泊し、翌日の成田行きへ備える。
サントリーニ最後の夜だから寝付き悪いかなと思ってたら、意外にもすぐコロンと眠りに落ちていた。
最後に聞いた教会の鐘が妙に寂しげだった。
つづく
今日撮影した全ての写真はこちらです。
とうとう今日はサントリーニ最終日。
旅はあっという間。自宅を出発してから早23日が過ぎていた。
残念ながらサントリーニの最後の日なのに、あいにくのお天気。風がすごく強い。
太陽も雲のせいで照らないので体感的に震えるような寒さ。
やり残した事は無いだろうか、今までの旅を振り返りあれこれと考えてみる。
出来れば後悔のない旅にしたい。そうだサントリーニの中心に位置する休火山ネアカメニへまだ行ってなかったな。
このホテルのうっかり従業員マリオがそういえば言っていたのを思い出す。
「ケニー、ツアーの予約はフロントで出来るから言ってくれな!」
早速マリオに話してみる。彼はそばにある大きな旅行代理店で予約するのが早いよと言う。
たまたまその場に居合わせた白人男性はマリオから尋ねられていた。
マリオ「コーヒーに砂糖はいるかい?」
白人男性「砂糖だけお願い」
割り込むケニー「マリオ、電話貸してほしいんだ。明日の飛行機のリコンファームをしておきたい。」
マリオ「あぁ、もちろんさ。」
そしてまた男性に向かって「コーヒーに砂糖はいるかい?」
白人男性「砂糖だけね」
この数分後また「砂糖はいるんだったか?」と男性に尋ねていた。
そのうっかり具合で内心爆笑しながら、今日のツアーの予約をするため旅行代理店へ向かう。
マリオは俺の時も「コーヒーと紅茶どっちがいい?」と4~5回聞いておきながら頼んだ物とは違う紅茶を出してきた。
愛嬌のあるすごく仕事ぶりのまじめな好青年だった。そうでなくちゃ!と思うくらいフレンドリーだ。
この街には旅行代理店とレンタカー屋はたくさんあって、殆どの商売がそういった観光業種で成り立っているのが分かる。
歩いてすぐの角の代理店に入り予約が出来るか尋ねてみる。
この受付の女性は朝から不機嫌そうなしかめ面をしていて胸がムカムカするくらい感じが悪かった。
一応今泊まっているホテルの推薦店なので仕方なくこちらの希望ツアーを伝え予約手続きへ入る。
一通りの説明を不機嫌そうにこなす店員。こちらの質問にいっさい答えず日々のルーティンをこなすように機械的に説明する。
いっさい質問に答えてこないためいい加減こちらもキレる。女もキレる。
そういった流れで当たり前のようにまた口論になってしまった。
今回はとても激しかった。俺も何だか分からないけどとことんやってしまった。
サントリーニ最後の日のテンションはこうした不愉快なお馴染みのギリシャスタイルで台無しにされたのである。
異国にいるんだから異国のルールに従えというのも分かる。ただその基準値を大きく上回っていた。
不愉快な物は不愉快だった・・・。
それからいったんホテルに戻って慌てて準備をする。
今日のツアーはネアカメニ火山の散策、その後移動し海中温泉へ。
その後、近くにあるティラシア島へ上陸し昼食&自由時間。
約2時間ほど楽しんだ後はイアの港を経由し出発港のOld Portへ戻るというルート。
代金は28ユーロ。レトロな帆船に乗ってのクルーズなので雰囲気は満点といったところ。
出発港まではケーブルカーで降りた。二度目の乗車なので今回はゆっくり景観を楽しめた。
よし帰りはドンキーで登ってこよう、そう決めながら乗船する帆船の到着をのんびり待った。
この日は大きなクルーズ船が停泊していて乗客を島へ運搬する小さな輸送船が行ったり来たりしていた。
長い列が目の前に出来、一時のサントリーニを楽しんだ後クルーズ母船に戻る人たちが賑やかに並んでいる。
港に立って眺めていると立ち止まっているのは俺くらい。他の大勢はみな移動する旅人であった。
何とか天気が良くなってくれたらいいなぁ、空を見上げるとどんよりしている。
ひょっとすると雨も降ってきそうな感じだ。港にいるからか風もますます強まっていた。
そんな中、今日俺の乗船する帆船がやって来た。
こんな所に対空砲が
Santa Iriniという名前のようだ。聖イリーニという聖人がかつて存在して、その人の名前がサントリーニの由来になったそうだ。
今日は風が強いので船はぐらんぐらん揺れた。
やばい。船酔いの薬を飲んでおくべきだった、、と後悔するくらいの揺れ。
定刻になり船は出航、いざネアカメニへ向けて出発した。
港から少しずつ離れるにつれサントリーニ島の絶壁風景が目の前に広がってくる。
この風景、いつ見ても感動する。ミコノスから高速艇でサントリーニにやって来た時は船内からの眺めだったので今日は一段と美しく見えた。
ぐらぐらと揺られながら15分ほどで火山に到着。
下船はおもしろい物で、横付けしあった隣の船に移動、さらに横の船に移動といった具合に進み、デッキに降りたった。
船を横付けし縄で固定する船員たち
火山の散策道に入るには4ユーロかかった。その後ガイド役の男性が引率し火山の中心部へ向かって上り始める。
火山での風景は異様な雰囲気だった。黒光りする岩、溶岩がそのまま固まったかのような赤い岩。
例えるなら火星に上陸したかのような不思議な光景だった。
それから火山からサントリーニ本島を眺める景観も息を飲むほど美しかった。
↑右端のフィラの街から、画像左端のまだずーーと奥のイアの町まで歩いたなぁ。
30分ほど歩いたら火山頂上に着いた。そこで男性ガイドの30分ほどの火山の歴史などの案内があった。
残念ながらもの凄い風のため彼のガイダンスはほとんどかき消された。
第一、彼の声は小さすぎたのだ。
吹奏楽部でも屋外では通常より割り増しで音量を出す。風の吹き荒れる場所ではもっと大声で話せばいいのに 笑
とにかく風が強い強い!吹き荒れる暴音!
所々白煙と硫黄成分が吹き出している
生きている島なんだね。
なんとなく北海道の昭和新山ぽかった。
このギザギザの階段、徒歩で登ったなぁ。心臓破りの600段
下図:いつもはこっちからネアカメニ火山を見降ろしているけど、
上図:今日は火山からサントリーニ本島を見上げている。
いつもはあんな高い所にいるんだ。
おにぎり落としたら一番下まで転がってくね。
船はその後、海中温泉へ向かった。
このめちゃめちゃ寒い中、水着になって飛び込む人たち。
この温泉は船からダイブし泳ぎながら温泉へ進まないといけない。
奥の茶褐色のポイントが温泉らしい。
10名くらいがハシャぎながら飛び込んで行ったが、とてもじゃないけど俺は海に飛び込む気にはなれなかった。
彼らはきっと今夜風邪を引くだろう。それくらい今日は寒くて寒くて・・・潮風としぶきがまともに吹いてくるくらいだった。
その後船は付近のティラシア島へ移動、そこで2時間ほどの自由時間があり昼食を取る人、散策する人に別れた。
本当ならティラシア島には見ておきたい教会があったのだが、とてもじゃないけど行って帰ってくる時間が足りない。
船に乗り遅れたら大変なので長い階段を上がる事をやむなく断念。ちょっと想定外だった。
見たかった教会はこれ・・・
実はティラシア上陸が俺にとってのツアーのメインだったのだが・・・残念だ。
この後イアの街に立ち寄るコースだったが強風のため帆船はまっすぐフィラの港へ戻るというアナウンスがあった。
まぁどっちにせよ曇りの天気にイアの夕日は望める訳もない。
みな暗黙の了解で「良かったー早く帰りたい」といった表情をしていた。
特に温泉へ飛び込んだ人たちは相当凍えてる様子だったから。
オールドポートに到着。その中の5~6人で上り階段をドンキーで上がった。
この日は大勢で行ったお陰で、正常価格の5ユーロでロバに乗れた。
しかしいい加減な物だ・・・笑 客が一人だと10ユーロって言い出すんだよ。
港のドンキー乗り場
前回乗ったアムーディ港のドンキーと違って、今回は乗り応えがあった。
30分?くらいの長い坂をゆっくり上がり、ぜぇぜぇ疲れているロバ君の気持ちとは裏腹に
これぞサントリーニ!と思える体験をやっと最終日にしてクリアする事が出来た。
ふと気づく。船頭役のおじいさん、ロバに乗ってないじゃないか!
今まで飲兵衛のぐうたら爺さんたち、と勝手に想像してたのだけど、
毎度、徒歩でこの急勾配の階段をかけ声一つで怠け者ロバたちを操作してたなんて。
それを知ってからは妙に敬意を表してしまった。10ユーロ欲しくもなるさな?笑
一体毎日何往復しているんだろう。すごい体力だよ、まったく。
ロバもすごいけど、爺さんたちもすごいじゃん!と知れた最終日だった。
抜いたり抜かされたり、ロバ君たちの挙動は気まぐれ!
あまり遅いと船頭のおじいさんから発破をかけられ、
ロバ君、猛ダッシュし出すから面白い。
意外と両脇の壁ぎりぎりにロバ君は進もうとするから
器用に足を上げたりしないと膝とかぶつけちゃうかも。
しかも前のロバ君がいきなり停止して、
ぶりぶりぶり~~~と始めちゃう事も 笑
数日前には徒歩で40分かけて登った急階段を
ロバ君はゼェゼェ言いながらもスムーズに登ってくれた。
楽ちん楽ちん~
これで俺の約一ヶ月の長旅ミッションは全て完了。
思い残す事はもう無いな。全てやり尽くした気がした。
この慣れ親しんだ夢みたいな地を明日には離れちゃうんだと思えば、ついついセンチメンタルな気分にもなるけど、何事も終わりがやって来るよね。
きっとこの先もずっと記憶に残るんだろうな、それくらい充実した旅だった。
お気に入りのホテル、Antonia Apartmentsを去るのも辛い。
毎日通ったファストフード店、隣の悪態つく店、スーパーマーケット、
大好きなフルーツジュース、何言ってるのか分からないけど見続けたギリシャのテレビ。
危なっかしい公共バス。ロバのうんちの匂い。
どれもこれも一生の思い出だよ。
明日は午前10時にサントリーニ空港までのトランスポートをホテルに頼んである。
アテネ空港に着いてからは近郊のリゾート地へ移動し宿泊し、翌日の成田行きへ備える。
サントリーニ最後の夜だから寝付き悪いかなと思ってたら、意外にもすぐコロンと眠りに落ちていた。
最後に聞いた教会の鐘が妙に寂しげだった。
つづく
今日撮影した全ての写真はこちらです。