2011年11月11日金曜日

【エーゲ旅行記】フィラの裏町散歩

10月26日 サントリーニ滞在14日目  

今日も快晴。そよ風が吹いていて心地が良いので、のんびりと裏町散策することにした。

観光スポットではなく居住区なのですごく生活感を感じてワクワクしてくる。
飾り気の無い素朴な姿を見れてありのままのサントリーニを知れる気がした。
ペンキ禿げがそのままだったり、洗濯物が干されてたり
ちびっ子たちが集まってやんや騒いでいたり。
室内から大音響でギリシャで流行ってるPOPSを流してる家もあった。




小さな公園に公衆トイレがあった。


ロバが飼育されてる




こういう小さな教会が無数に存在する。



草原に一頭だけ白馬が



写真で見たことがあった教会が、まさかこんな場所にあったとは!


正面はこうなってたのか!
柵からカメラだけ持ち上げて撮影してみた。


創立者の銅像



何かど派手な装飾だなぁ。この建物はホテル。



フィラの裏町を見上げる


段々住宅エリアに。生活感がたっぷりだった。




こちらも一般住宅


庭に子供用の遊具が。



ぷらぷらと撮影していると、ある豪邸のオーナーが中に入って見物していいよって言ってくれる。
勝手口を入ってゆくと見事なパティオがあった。







すごいなあ。ここの固定資産税いくらくらいだべ、と現実的な事を思い浮かべながら撮影。
フレンドリーなオーナーだった。
小さな教会もあちこちにあった。
この島の教会はほとんど個人所有。地元の社会福祉施設みたいな存在なんだね。






こうした個人の教会では、ドーム上の十字架に電球が張り巡らされていて、
何かのお祭りや祝日の時は盛大にライトアップするんだろう。
競い合って遊び心を演出していて、どの小さな教会もカラフルで可愛らしく個性たっぷりだ。


 

今日のお散歩は見開きの良い平野部の散策から始めたから
遠くにお目当ての教会があちこちにあるのが分かっている。
その点在するポイントをつなげるように歩き回った。










このわんちゃん2匹、人なつこくて可愛かった。







すっかり壊れた風車







この教会がこんな閑散としたポイントにあったとは。
見たかった建物の一つだった。








途中、道無き道を進む。そしてまた鎖のしていない猛犬に出会う。
誰もいない場所で強顔の大型犬に遭うのはイヤだ。
今日は視線を合わせないよう、怒らせないようやり過ごしたけど、やっぱゾッとした 












廃墟も多かったな。作りかけで放置。恐らく資金難で頓挫したホテルだろう。
落書きがすごかった。




もうホテル業は飽和状態なんだろうね。もっと何かこう、違う施設作ればいいのに!
シネコンとか公衆スパとかレンタルビデオ屋とかね
サントリーニでは開発されるべき隙間産業が死ぬほどありそうな気がした。
それからフィラの裏の住宅区を歩く。ネットで見たこと無い教会をいくつも発見。
観光客がこちら側に散策に来ないから旅行記にも出てこないのだろう。














ビザンチン帝国(東ローマ帝国とかギリシャ帝国とも言う)のシンボル。
双頭の鷲

















猫もひときわ多かったなぁ。これぞエーゲ海の猫!ていうシーン。





引きちぎれば逃げられるのに、ロバ君!









子供たちはにぎやかで、この日はギリシャ国旗が多く掲げられていて、今日は祝日か?と思った。
後日分かったのはこの翌日が、オヒデーと言われるギリシャの祝日だった。

ところで旅もあと僅かということで、夕食はステーキとグリルされたチキンをオーダーしてみた。
どれもこれも美味しかったーー!


いつものエルグレコで


見た目はちと汚いけど味はめちゃうま!

このパンはピザ窯で焼いてあるのですごく香ばしい





つづく


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